和太鼓を上達させる日記活用のススメ

八丈太鼓 はなみずきさんから、八丈太鼓練習帳をいただきました。ステキなデザインで、書くのが楽しみです。ふと、元プロ野球選手の松井秀喜さんの影響で、高校時代に野球日記を付けていたのを思い出しました。試合の打席記録と感想メモ程度ですが、自分のバッティングを見つめるいい機会になっていた記憶があります。

練習は日々の積み重ねであり、日記の活用は、上達の第一歩です。そこで、和太鼓を上達するための日記の活用法について考えてみたので紹介したいと思います。

 

 まずは大きな視点で考えます

まずは細かい箇所は放っておき、大きなくくりで振り返ってみましょう。細かい箇所は、反省点が目立ちやすいので、ポジティブに進めるためにも手順は重要になってきます。

 

どんな練習をしたのかをできるだけ書きだす

どんな練習をしたのか、1日を振り返って書いてみましょう。ここでは詳しく書く必要はありません。全体練やパート練であれば曲を書きます。個人練であれば、楽器を書けばいいでしょう。

ここでは、自分の取り組み具合について振り返ることができればいいと思います。しっかりと取り組めたか、気が緩んで雑になってしまっていたかなど、アタマの中で感じながら書きだしてみましょう。

 

有意義だったメニューと非生産的だったメニューを分類する

書きだす過程で、もう1つ要求があります。練習内容で有意義だったメニューと、非生産的だったメニューに分類しましょう。 ここでは、個人の取り組み具合も考慮してください。ちゃんとやっていれば有意義だったかもしれないでは、ほとんどが有意義に分類されてしまう可能性があるので。

「自分にとって 有意義か」の視点が大切です。この時点で、1つも有意義に分類できない場合は抜本的な練習メニューの見直しが必要になるので注意が必要です。

 

継続(◯)・改善(△)・廃止(☓) で評価します

分類が終わったら、各メニューを◯・△・☓で評価します。今回も効果が感じられ、次回も必要だと思ったら◯。今回は良かったが、次回は通用しない場合や、今回はダメだったが、改善の余地がある場合は△。練習メニューとして不適当だったら☓という感じですね。

◯や△が多く付けられれば、より有意義な練習ができていると評価します。一方で、☓ばかりであれば、やはり抜本的な改善が必要ですね。

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次に細かいポイントをみつめてみましょう

大きな視点でのチェックが終わったら、いよいよ細かいチェックに移ります。ポイントは、覚えている範囲で行うことです。もし不安であれば、練習中にメモしてもよいですが、「人間は忘れるのだ!」と考えておいた方が楽だと思います。

 

レベルアップにつながると思った3つを記す

有意義だった練習を振り返り、レベルアップにつながると思った点を書きだしてみましょう。書けるだけ書いても構いません。なるべく具体的に、そして、シンプルに書くといいでしょう。見た時に、課題や練習方法がイメージできるレベルがベストです。

例を挙げてみましょう。英語でいえば、What(なにを)とHow(どのようにするか)がポイントになります。
「太鼓の面とバチの角度を一定にする」
「4の倍数で区切るリズムをメインに叩く」
「曲が盛り上がる部分でベースのリズムからズレないように聞きながら叩く」
など、「〜を…する」とまとめられるといいでしょう。「意識する」や「気をつける」は抽象的なワードなので、使わないようにするといいでしょう。

 

次回に意識すべきポイントを1つ決める

挙げてもらった3つの中から1つ、次回の練習で意識すべきポイントを選んでください。 なぜなら、1度に複数の項目を改善するのが難しいからです。欲張らず、一歩ずつ、確実に進んでいきましょう。

3つ記した理由は、1つがすぐに達成された際の予備だと思っていただいて構いません。また、いっぱいあればいいわけでもありません。抱え過ぎると、負担になってしまう可能性があるからです。

最初は重たいはずみ車も、回転数を増すごとに回転する力も増すイメージです。1回転ずつをしっかりと取り組むことで、段々とスピードを上げ、100回転、1000回転へ到達できるのですから。

 

1回、1回の練習を大事に取り組む

記録をする目的は、反省です。振り返り、次回へ向けて改善する点を認識するために記録するのです。

まずは、ノートを用意するといいでしょう。ブログでもいいですが、他人に知られたくない内容が書けないのであまりオススメできません。

日記が習慣になれば、書くことの面白さも味わえます。最初は、少ない量でもいいので、まずはやってみることが大切です。