豊かな日本で、若者がすべき新しい働き方への決断。

日本では、働くに対して古びた価値観があります。しかし、絶望するほどではありません。日本でも十分に豊かな働き方を選択できるのです。就活の失敗やリストラで自殺者が出てしまう異常な国日本のネガティブを打破し、自分発進でハッピーライフをデザインしちゃいましょう。

豊かで安全な国、日本で暮らす。

めいろまさんの著書『日本に殺されず幸せに生きる方法』を読みました。Twitterでは辛口コメントで、「どうなのかなぁ」と思っていましたが、仕事観には共感できました。

日本は『豊か』です。1億総中流だかなんだかわかりませんが、生活レベルの平均値は高く、公衆衛生もバッチリ。人は信用できるし、マナーも守れる。こんな国は、世界でたった1つでしょう。3.11で示した日本人の譲り合いの精神と行動は、世界中を震撼させました。

震災直後は「買い占め」が問題になりましたが、「奪おう」ではなく「買おう」と自然に思うのは豊かさの証です。

被災地から離れた首都圏では、買い占めが問題となりニュースにも取り上げられました。しかし、ヨーロッパの価値観で言えば、買い占めですら驚くべきことのようです。恐ろしいほど豊かな国日本で、なぜ、働き方が問題となるのでしょうか。

なぜ日本人は、「働く」に対してネガティブなのに変えようとしないのか。

僕の主観ですが、日本人は働くに対してネガティブです。「自分のホントに好きなことをやれる人はごく一部で、大多数はやりたくないことを仕事にしている」と、お父さんに言われたことを思い出しました。

やりたくないのに、なぜ、働くのでしょうか。お金を稼ぎ、生きるためというのは前提条件であるため、目的や理由には成り得ません。しかし、満たすべき条件を目的としてしまい、仕事に対するモチベーションが上がらない人がいるのではないでしょうか。

だから結局、「我慢するしかない。」「どうせ何をやっても変えられない。」と考えてしまう。組織や他人に依存し、僕たちは主体性を失ってしまっているのです。いろんなネガティブに気付いているのにもかかわらず、決して自分からは動かない日本人。

リーダーシップや当事者意識が失われた日本で、楽しく働けるはずもありません。

江戸時代にあった日本人の仕事観を取り戻せばいい。

働くに関してネガティブな日本ですが、江戸時代では、21世紀にも通用する優れた仕事観をもっていたことが知られています。僕たち日本人は、「情けは人の為ならず」ということわざが表すように、世のため人のために働くことで、幸せを手にしてきたのです。

『三方よし』をご存知でしょうか。「売り手よし・買い手よし・世間よし」という、Win-Win-Winの関係を描いた価値観です。この『三方よし』を理念として、人々は仕事に勤しんでいました。

つまり、自分のために、相手のために、世間のために働いていたのです。決して、お金のために、生きるために働いていたのではありません。だから僕たちも、江戸時代の仕事観から学び、変えていくことが必要です。

会社に依存しないで、自分がまず変えていきましょう。

企業ホームページを見ると、ほとんどすべての会社が、立派な経営理念を掲げています。が、実際の業務において、末端まで理念が浸透しているかというと微妙なところです。

「イヤだな」と思ったら、自分から変えていきましょう。影響の輪を広げていき、会社全体にまで伝わればいいのです。もし、ムリだと思ったら、会社をやめてしまいましょう。

外部環境を変えることは不可能ではないが、時間と労力がかかるので、まずは自分を変えましょう。

(中略)

英語のことわざに「嫌がる馬に水を飲ませることはできない」というのがあります。本人がやる気になっていないのに、何を無理強いしても無駄だ、という意味です。それと同じように、自分が水を飲むのは簡単ですが、嫌がる馬に飲ませることはできないのです。

「まずは自分を変える。」「イヤな環境から抜けだす。」敬遠されがちな発想ですが、ネガティブなところから逃げ続けてしまうのが、日本人の悪い癖です。まずは、現実と向き合い、打破することから始めるのがいいかもしれません。

『三方よし』で、自分からアクションを起こしていく。

仕事にネガティブな日本では、失われてしまった価値観がありました。情けは人の為ならず、『三方よし』です。まずは、お金のためだとか、生きるためだとかはあたりまえだと考え、働くに関して、もっとポジティブな目標を掲げて働きましょう。

また、今が苦しいのであれば、自分から変えていく癖を身につけましょう。待っていても何も変わりませんし、当事者意識の欠如した人に幸せはやってきません。厳しい現実から目を背けず、改善に向けたアクションを起こし続けることがポイントです。

日本は豊かです。幸せを手にできる可能性は、他国と比べても十分に高いといえます。できるか否かをわけるのは、あなたの心と行動です。さて、今から何をしましょうか。