月に6億稼ぐ伝説の営業マン市村洋文が語る『マネジャーやリーダーに必要な3つの意識』

野村證券における生ける伝説、市村洋文氏の講演を聴きました。経営者マインドが講演会のメインテーマでした。コツコツとまじめに、人よりわずかにでも多く努力を重ねること。できる努力は、最大限、惜しまずやる。シンプルなことを徹底することで、月間6億稼げるのです。

 

現在は、ファーストヴィレッジ社の代表取締役社長の市村氏ですが、終始エネルギッシュな語り口調でした。その迫力に惹きこまれ、印象に残ったのが『マネジャーやリーダーに必要な3つの意識』でした。

 

1.絶対に収益責任を果たすこと

会社は利益創出が目的だという見解がありますが、僕は否定的です。利益は目的ではなく、結果だからです。また、会社が続くための、前提条件でもあります。だから、目的ではないという立場です。

 

市村氏も、僕と同じような立場にいることがわかりました。お金はサービスの対価であり、お客様に喜んでもらった結果であるという見解です。

 

つまり収益責任を果たすということは、『お客様に喜んでもらう』ことを目指すということです。

 

ビジネスでは、お客様の抱えている課題、問題に対して向き合います。自社のサービスでどうにかできないだろうか。自社の商材で、悩みを解決できるのではないだろうか。試行錯誤を繰り返します。

 

お客様に喜んでいただくこと。それは、問題解決がポイントです。お客様の悩みを解決し、対価としてお金を受け取るわけですから、お金は信頼のバロメーターになります。

 

そのため、受け取る金額も正しい必要があります。高すぎても、反対に、安すぎてもいけません。適正な収益を見つけ出し、最大化に向けてチャレンジする。マネジャーやリーダーが意識すべきは、適正収益の最大化です。

 

2.自社の商材、サービスがもつ「コスト構造」「人的関わり」を肌感覚で理解する

本物を知るということ。元プロ野球の桑田氏も言ってましたが、自分の目で見て初めて、理解できることってたくさんあるのです。自社の商材やサービスを肌感覚で理解するというのは、報告書だけを信じるなということです。

 

市村氏は、以下の2つが大事だと挙げていました。

 

・仕入れから卸、販売までの流通で、どれだけのコストが費やされているのか。
・セールスに関わっている人はどんな関わりを持った人なのか。

 

忙しくて時間を避けない。知識や報告だけで満足してしまう。そんなんじゃダメなんです。時間は作るものであって、努力でいくらでもカバーできる。と、市村氏は言います。

 

実際、どんなに夜遅くまでお酒を飲んでいても、毎日6時に出社していたそうです。ルーティン化することで、生活リズムの調整ができ、気持のリセットができる。更には、部下の手本になる行動として早朝出勤は有意義だったそうです。

 

たしかに、そのくらいやれば時間はつくれますよね。できた時間は、本物を知るために費やしましょう。

 

3.コンプライアンス

コンプライアンスについて、ネガティブな意見を多く聞きます。でも実は、コンプライアンスはとても重要で、なくてはならないマインドです。市村氏は、次のようにコンプライアンスを考えています。

 

ブレーキはスピードを出すためにある。そして、コンプライアンスはブレーキになる。まずはスピードを出せる環境を整備する。ドイツのアウトバーンのように、どんなにスピードを出しても大丈夫な道路を作ってしまえばいい。

高性能のブレーキを利かせるためにも、内部管理体制しっかりと整える。ブレーキのタイミングや踏み加減をコントロールするのはとても重要です。

 

すなわち、ブレーキをポジティブにとらえて活用する。これに取り組めるかどうかが、重要なのです。

 

死ぬ気で頑張れ!死なないから。

市村氏からのメッセージで印象的だったので、紹介しました。経営者は、たくさんの社員の命を背負っています。だから、死ぬ気で頑張っているのです。でも、多くの経営者は死にません。

 

『死ぬ気で頑張れ!死なないから。』この言葉に、僕は勇気づけられました。もちろん、死ぬつもりもないですし、体を壊したくもないですが、悔いのないように生きたい。そうすると、やっぱり、死ぬ気で頑張るしかないんですよね。

 

収益責任を果たすことも、自社の商材やサービスを肌感覚で理解することも、コンプライアンスも、死ぬ気でやれば、絶対にできるのです。