やりたいことなんて後付け。『どうありたいか』が人を動かす。

就職活動では、「あなたがうちの会社に入ったら、何をやりたいですか」というウンザリな質問が今でも飛び交います。ハッキリ言って時間の無駄。なぜなら、やりたいことは後からでも理由付けが切るからです。もっとも重要なのは、あなたが『どうありたいか』を描くことのほかありません。

 

音楽をやりたい、ビジネスオーナーになりたい、お金持ちになりたい、モテたい… と、考えることも重要ですが、その先の『どんな存在でありたいか』を考えるべきだということです。なぜなら、ビジネスオーナーになることも、お金持ちになることも、ありたい姿を手にするための手段にすぎないからです。

 

 

僕らは夢を諦めるための常識を知らず知らずに学んでいる。

あなたは学校や家庭で、「しっかり勉強して、いい大学に入って、いい企業に就職しなさい。」と教わりませんでしたか?

 

勉強することで、将来が安心だとか、楽になるとか。欲しくもないアドバイスをおとなたちからもらいませんでしたか?

 

冷静になってみればおかしな話です。あれだけ勉強して鍛えた脳みそを、おとなになったら使わないようになる(楽する)ために、勉強するってことですから。せっかく鍛え上げた肉体を手に入れながらも、座っているだけで、一切パワーを発揮することなく、生かさずに終えようとしてるようなものです。

 

でも、僕の周りには、そういうおとなたちがいました。もちろん、素直な僕はおとなたちの意見を信じていました。いや、信じこまされてしまいました。だって、おとなたちは嘘を付いているつもりがないからです。僕の為を思って、真剣に語りかけているからです。

 

できないことが、できるようになる幸せを感じよう。

楽をするためだとか、安定を手にするためだとかの精神では、僕が描く幸せには辿りつけないと思っています。

 

なぜなら、人は成長することに幸せを感じるからです。できなかったことが、できるようになる。わからなかったことが、わかるようになる。1つ1つの成功体験を通じて成長を感じ、人は幸せを感じるのです。

 

また、成長のプロセスには、必ず痛みが伴います。筋肉が大きくなる時には筋肉痛が出るように、心の成長には「ズキッ」心が痛みます。痛みから逃げていては、立ちはだかる壁は超えられません。勇気を持って挑戦し、乗り越える。だから、楽をするとか、安定を手にするとかは、幸せから遠のいていくだけなのです。

 

そして、挑戦には必ず、失敗が伴います。失敗を恐れずに踏み出す勇気こそが、幸せを手にするための重要なポイントとなるのです。ブックオフを創業し、今は「俺のイタリアン」で有名な俺の株式会社を創業した坂本孝は、次のように語っています。

 

私の人生は順風満帆だったわけではありません。数々のビジネスに挑戦し、失敗を経験してきました。私のキャリアはせいぜい「2勝10敗」だと思っています。今は13戦目を戦っている途中です。
  坂本孝の名言|私のキャリアはせいぜい「2勝10敗」 坂本孝の名言|私のキャリアはせいぜい「2勝10敗」  坂本孝の名言|私のキャリアはせいぜい「2勝10敗」

 

人が真似できないからこそ成功者は輝く。

成功した数よりも、失敗した数のほうが多いんだそうです。しかし、坂本さんは挑戦をし続けました。痛みを感じながらも、乗り越えて成功を自らの手でつかみ捕りました。こんな人生が、楽だと思うはずもありません。

 

成功者や幸せな人が輝いて見えるのは、当然のことです。マッチョな人を見たとき、「生まれつきなんだね〜」って思う人はいないはずです。「すごい!鍛えたんだね!」って思うはずです。

 

内面でも、同じように言うことができます。精神的に立派な人を見れば、今まで重ねられてきた鍛錬があり、無意識のうちに感じ取っているのです。内面がキレイで、カッコイイとかは、自然に手に入るものではなく、さんざん努力してきた成果です。

 

だからこそ、ほとんどの人が手にすることができない。ほとんどの人の手に届かないものだからこそ、とっても魅力的に写るんです。

 

感情と向き合い、あるべき姿を描こう。

最後に、あるべき姿を描くヒントに触れて終わりたいと思います。

 

あるべき姿とは例えば次のようなイメージです。

 

  • たくさんの人に感謝されたい。
  • 人から尊敬され、頼られたい。
  • 経済的に自由を手にして暮らしたい。
  • どんな困難でも勇気を持ってチャレンジし続けたい。
  • 最愛の家族関係を築きたい。

 

以上を達成する手段はおそらく、数えきれないほどあると思います。でもだからこそ、重要なのです。手段に影響を受けない、強い支えになるからです。流行り廃りなく、目標を見失うことがないのです。

 

真摯に自分の感情と向き合うことで一気に、近づくことができるはずです。想像したらワクワクする感覚を覚えた時、それはあなたのありたい姿ではないでしょうか。

 

まずは、欲しい物ややってみたいことから書き出してもいいと思います。そしてその先に、どういう存在でありたいか?を問いかけてみてください。まずは、書き出してみることをおすすめします。