僕は自分の願望に正直になることで両親からの愛情に感謝できた。

学生から社会人になれば、必ず壁にぶち当たります。そして、立ちはだかる壁の原因は必ず存在し、原因を取り除くための解決策も見つけることができます。が、乗り越えられずに逃げ出してしまう人や、諦めてしまう人が多いのはなぜでしょうか?

 

僕たち人間は、起きている現実から目を逸してしまう生き物です。見えているものも、「見たくない!」と無意識にでも思っていれば見えなくなります。実は最も身近な存在である、両親との関係性が、必ず現れる壁の原因となっていたのです。

 

 

現実は、自分を映し出す鏡。あらゆる問題もあなたが引き寄せる。

僕は、幼少期から両親からの大きな愛情を注がれながら育てられてきました。両親は、いつどんなときも、子供を最優先にして考えてくれていたと確信しています。

 

でも僕は、親の愛情を素直に受け止めることができませんでした。

 

TVのクイズ番組で、「習ってないもん。」と、くちごたえをすると必ず怒鳴られました。確かに習っていない範囲だったのですが、「テストは習っていないところからも出題されるんだ!」と、正論を浴びせられたことを、今でも鮮明に覚えています。

 

忙しく、休みも不定期だったと思います。だから、なかなか家族旅行に出かける機会もありませんでした。当時は、地方各地に旅行していた友達が羨ましかったです。

 

反抗期を迎えると、お母さんの口うるささが耳に障るようになりました。逐一、ことあるごとに質問されることに嫌気が差し、無視したり、逆ギレした記憶もあります。

 

そして社会人を迎えた僕は、まだまだ親に心配される子供のままだった。

親の愛情を素直に感謝できなかった自分ですが、年齢とともに社会人の仲間入りを果たします。が、親にとってみれば、僕はまだまだ子供のままだったのです。心配で、あぶなっかしくて、助けてあげたくなっちゃう。そんな状態で僕は社会人になりました。

 

社会人になってからの僕は、想像を超えるほどうまく行きませんでした。正直、勉強ではそこそこうまく行っていた自負があったので、ショックでした。思い描いたステップは上がれず、どんどん自信を失っていきました。

 

悩み苦しむ僕を開放してくれたのは、とある本の一節でした。

 

人生で起こるどんな問題も、何か大切なことを気づかせてくれるために起こる

 

僕はハッとさせられました。今、僕がぶつかっている壁は、僕の人生にとって重要な何かを語りかけていたのです。僕は藁にもすがる思いで、『鏡の法則』のストーリーを読み進めました。

 

両親への感謝と申し訳なさに、溢れる涙。

気づいた時には、僕は涙を流していました。思い浮かぶのは、両親が注いでくれた愛情です。ないがしろにしてしまっていた自分に対しての悔しさ以上に、純粋な愛情に対する感謝がこみあげ、気づいた時には泣いていました。

 

すると不思議なことに、両親に対して抱いていた負の感情がやわらいできました。悲しかったこと、悔しかったこと、腹がたったこと、いろんなことが、愛情の裏返しに見えるのです。

 

更に僕に追い打ちをかけるように感情の波が押し寄せてきます。本も読めない状態なので、とりあえず泣ききってから読み進めることにしました。

 

頭に浮かぶのは、両親だけではありませんでした。今まで関わったすべての人達の顔や、ともに過ごした場面がどんどんと展開されていきます。

 

「そうか、小学生の頃の出会いや、高校の時の試練、大学に入ってからの拡がりも、すべて僕に大切なことを気づかせるために起きたことだったんだ!」と思うと、もはや、涙は止まりませんでした。

 

叶えたい願望を思い続けることで、そびえ立つ壁にいち早く気付くことができる。

ずぅーっと、僕を苦しませてくれた悩みの原因を突き止めた僕は、すぐさまお父さんに電話をしました。

 

「今までは僕が理解してもらおうとしていたけど、素晴らしいお父さんの一番乗り会社になれるのは僕だ。」と気づいたからです。そうなると、お父さんが当時何を思っていたのか、自然と会話が生まれます。

 

そして、「お前のことは信頼しているから。お前がやりたいことならいいよ。」と、最高に嬉しい言葉をもらうことができました。涙が出そうになりましたが、すでに泣ききっている僕は少しだけ冷静になることができました笑

 

こうして僕は、1つの壁を乗り越えることができました。振り返ってみると、自分の願望に正直になろう!と決めたから、気づけたのだと思っています。

 

  • 両親に旅行をプレゼントしたい
  • 一族を引き連れて海外へ旅行をしたい
  • 親が生きている間に豊かになった自分をみてもらいたい

こうした願望を貼り付け、本気で実現すると決めたことが、僕が目の前にある壁を発見できた要因です。

 

僕にはまだまだたくさんの願望があり、絶対叶えてやるんだと決めています。だから僕は、目の前にある壁から逃げずに立ち向かい、一歩ずつ前進していくんだと誓っています。

 

最期にあらためて、僕に最高に気づきを与えてくれた本を紹介させていただきます。